外科・消化器外科
ご挨拶
当科は病院開設以来、約40年に渡り地域の外科治療の一翼を担ってまいりました。2018年より現行の体制となりましたが今までの地域との関わりを生かしながら、より一層お役に立てる様努力したいと考えています。
当科の特徴
当科で診療を行う疾患のほとんどに対して、エビデンス(医学的根拠・証拠)に基づいたガイドライン(治療方針)が作られています。これらを遵守する事により診療の質を担保しながら、小規模病院の強みであるフットワークの良さやきめの細かい対応を患者様の気持ちに沿えるように心がけています。
具体的には、手術を行わない保存的治療から身体への負担が少ない内視鏡治療さらに開腹手術まで状況に応じて適切な選択を行います。手術のみに限ってお話すると、ここ数年間は特段の事情がない限り腹腔鏡などの鏡視下手術を第一の術式としています。これにより前述の身体侵襲の軽減のみならず入院期間や費用の削減も得られるものと考えています。
治療対象疾患
- 急性虫垂炎
- 胆石症
- 胆嚢炎
- 胆嚢ポリープ
- 鼠径ヘルニア
- 腸閉塞
- 消化管出血・せん孔
- 痔核・痔瘻
- 気胸
- 胃癌
- 大腸癌・直腸癌 など
※肺癌・食道癌・肝臓癌・膵臓癌・胆嚢癌・乳癌・甲状腺癌などの手術は行っておりません。術後回復期や緩和治療目的の入院は可能です。
施設認定
日本外科学会外科専門医制度関連施設
その他
経口摂取が困難となった患者様に対しての内視鏡下胃瘻造設や中心静脈栄養用のポート造設も施行しています。当科 内田外来を受診していただくか連携室までお問い合わせください。