薬剤科

薬剤師求人情報

薬剤師募集要項

募集職種 薬剤師(令和7年3月3日更新)
求人数 新卒:1名
採用年月日 令和8年4月1日
勤務時間 8時30分~17時30分 ※当直なし、遅番制度あり、日曜日・祝日勤務あり
業務内容 調剤業務、病棟常駐業務、薬剤管理指導業務、チーム医療(NST、ICT、糖尿病、褥瘡など)、無菌調剤業務、医薬品管理業務 DI業務、教育・研修、など
休日 月平均10日程度(年間休日120日)
休暇 有給休暇、慶弔休暇、特別休暇、産前産後休暇、育児休暇、介護休暇
給与
(6年生卒)
月給246,300円~
【基本給213,300円+生活支援手当18,000円+特別手当10,000円+ベースアップ5,000円】
(待機手当、時間外手当、家族手当等 別途支給あり) ※令和2年度実績
※中途採用者については、経験年数に応じた額となりますのでお問合わせ下さい。
賞与 年2回(7月・12月)
昇給 年1回
交通費 全額支給(上限10万円/月)
退職金制度 正社員として、勤続3年以上に支給
職員寮 単身者向け
賃貸用住宅を病院にて借り上げ方式(家賃の半分補助、光熱費等は実費)
福利厚生 療養費見舞金制度
保養所(軽井沢・那須・熱海)
各種職員割引制度
財形・AMG団体保険制度(生命・医療・がん・障害・自動車等)
見学会 随時行っております
採用試験 随時行っております
見学会・採用試験申し込み方法 下記の電話番号もしくは、メールアドレスまでご連絡ください。
こちらから再度折り返しご連絡させて頂きます。

薬剤科 酒井裕介
電話番号:048-295-1000(代)
メールアドレス:cds305@crest.ocn.ne.jp

薬剤科概要(令和7年3月3日現在)

 当院では経験年数による業務内容の違いはありますが、業務ごとに担当を分けることはせずに、
全員が全ての業務を行える様に教育システムを構築しています。
診療科も一通り揃っており、病院薬剤師としての業務を修得できます。

集合写真

職員数

職員 薬剤師11名
事務1名
認定薬剤師 NST専門療法士2名小野寺 美由紀
水村 葉瑠奈
感染制御認定薬剤師1名今井 孝典
抗菌化学療法認定薬剤師1名酒井 裕介
スポーツファーマシスト1名大熊 由美
日病薬病院薬学認定薬剤師3名今井 孝典
葛西 雄斗
野澤 明日香
薬剤師研修センター1名水村 葉瑠奈
実務実習指導認定薬剤師2名葛西 雄斗
酒井 裕介
その他の研修 術後疼痛管理研修認定1名二平 豊
医療安全管理者1名二平 豊

業務実績

入院処方箋枚数2563枚/月
入院注射処方箋枚数1907枚/月
外来処方箋枚数40枚/月
高カロリー輸液調製件数132件/月
抗がん剤調製件数2件/月
服薬指導件数612件/月
採用薬 内服445品目
採用薬 外用198品目
採用薬 注射256品目

主な業務内容

Ⅰ.調剤業務

薬剤師として働くうえで基本となる業務です。
「調剤=処方された薬を正しく取りそろえる」というイメージがあると思いますが、それだけではありません。
1つ目に、患者さんの年齢や体重、アレルギー・副作用歴、腎機能や肝機能に合っているか、飲み合わせや投与時間、配合変化に問題はないか等を確認する『処方監査』。
2つ目に、監査された処方箋に基づき、薬剤を取り揃え、必要に応じて錠剤の一包化や粉砕調剤など行い、飲み方や保存方法等が記載された薬袋を作成を行う『調剤』
3つ目に、正しく調剤されているかを確認する『調剤鑑査』
さらに、4つ目に患者さんへ薬について『情報提供』や、使用後の効果・副作用等の『情報収集』を行うことも、調剤の一環と考え、これは病棟担当薬剤師が担っています。

Ⅱ.病棟薬剤管理指導業務

病院薬剤師ならではの業務です。
患者さんへ薬について情報提供や、使用後の効果・副作用等の情報収集を行う『薬剤管理指導』。
さらに、薬剤管理指導で得られた情報をもとに薬物治療の評価を行い、医師や看護師へフィードバック。
これらの流れをタイムリーに行うために、各病棟に常駐薬剤師を1名配置し、電子カルテを用いた患者様の投薬状況の把握や専用PHS・ナースカートを活用することで、病棟常駐業務を行いやすい環境を構築しております。

Ⅲ.無菌調剤業務

クリーンベンチ内で中心静脈から投与される注射剤の混注業務、安全キャビネット内で閉鎖式装置を用いた、抗がん剤の混注業務を行います。

Ⅳ.医薬品管理業務

「医薬品管理=数量管理」というイメージがあると思いますが、それだけではありません。
麻薬、向精神薬といった法律上に管理方法が定められている薬は、法に従い薬剤師が管理を行います。
また、医薬品の取り間違いや、危険薬のミス、期限切れ薬品誤使用を無くすため、ラベルの貼付や色の工夫を行います。

Ⅴ.医薬品情報業務(DI業務)

 薬に関する情報を、厚生労働省や医薬情報ニュースサイトなどから収集し、これを院内に分かりやすい形で情報を発信しています。
さらに、医薬品について教育のため他部署への勉強会などを開催しています。

Ⅵ.チーム医療への参加

医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、栄養士、理学療法士などの他職種によるチームを領域ごとに編成し、活動を行っています。

①栄養サポートチーム(Nutrition Suport Team : NST)

低栄養の患者様を抽出し、患者様に合わせた栄養状態の改善を考え、サポートするチームです。
薬剤科にはNST専門療法士が2名おり、主に輸液内容の提案を行っています。

②褥瘡対策チーム(Pressure Ulcer Care Team : PUT)
褥瘡対策を通じて医療の質 の向上に貢献するために、 褥瘡リスク群の発生予防と早期治癒を目的として活動しています。
③感染制御チーム(Infection Control Team : ICT)
院内の集団感染の発生や拡大を抑制する、また多剤耐性菌の発生を抑制するためのチームです。
薬剤科には感染制御認定薬剤師が1名おり、主に抗菌薬の使用状況の把握と広域抗菌薬の適正使用に努めています。このほか、ICTラウンド、感染対策研修会講師も担っております。
④そのほかの薬剤師参加しているチーム活動
  • 院内急変対応チーム(RRT)
  • 骨粗鬆症リエゾンチーム
  • 認知症ケアサポートチーム
  • 周術期管理チーム
  • アドバンス・ケア・プランニングチーム

Ⅶ.教育・研修

病院薬剤師として仕事をする場合、常に最新の医薬品・医療に関する知識を取得することが必要となります。
そのため、定期的な院内勉強会(新規採用薬、症例検討会)や院外勉強会(病院薬剤師会主催の研修会、専門領域ごとの研修会)を開催・参加することで、研鑽しています。

学会発表実績

<平成29年度>

日本病院薬剤師会関東ブロック 第47回学術大会
「当院における薬剤総合評価調整加算算定患者に関する調査」 今井 孝典

第64回日本化学療法学会東日本支部総会
「後期高齢者におけるノモグラムに基づいたバンコマイシン初期投与量設定に関する検討」 吉田 高太郎

<平成30年度>

日本病院薬剤師会関東ブロック 第48回学術大会
「薬剤師の介入による回復期リハビリテーション病棟の利益」 葛西 雄斗

第54回AMG学会
「TDM対象薬剤の血中濃度測定推進のために薬剤師ができること」 上原 良太

<令和1年度>

日本病院薬剤師会関東ブロック 第49回学術大会
「嚥下機能低下患者に対する錠剤粉砕の適正化に向けた病棟薬剤師の取り組み」 今井 孝典

<令和2年度>

日本病院薬剤師会関東ブロック 第50回学術大会(Web)
「薬剤管理指導の適切な頻度についての検討~入院初期と入院後期の比較~」 水村 葉瑠奈

<令和3年度>

日本病院薬剤師会関東ブロック 第51回学術大会(Web)
「プロトンポンプ阻害薬適正使用にむけた薬剤師の関わり方の検討~処方動向の調査でわかったこと~」 野澤 明日香

日本病院薬剤師会関東ブロック 第51回学術大会(Web)
「当院の薬剤総合評価調整加算および薬剤調整加算算定の実態調査および分析」 加藤 弘明

<令和4年度>

日本病院薬剤師会関東ブロック 第52回学術大会
「当院外来におけるTDM実施件数増加目的の為の取り組みおよび結果と患者背景の分析」 青木 瞳

日本病院薬剤師会関東ブロック 第52回学術大会
「一般感染症に対するST合剤投与による副作用発現と転帰に関する研究」 上原 良太

<令和6年度>

第39回日本環境感染学会総会・学術大会
「研修会実績による手指衛生回数の向上に向けた取り組み」 今井 孝典

先輩薬剤師へインタビュー

□ 入職:2018年度
□ 出身大学:帝京平成大学

①なぜ東川口病院に入職しようと思いましたか?
調剤から病棟業務まで幅広い業務を経験し、患者様の治療に貢献できると感じました。
また、見学した際に雰囲気がいいなと感じました。

②今まで働いてやりがいを感じたエピソードがあれば教えてください。
病棟常駐業務を始めてから医師や看護師の方々から薬に関して相談をして頂ける 機会も多く、チーム医療の一員として働けていると実感しやりがいを感じました。
また、入院中に関わらせて頂いた患者様が外来受診時に院内で声をかけて下さることもあり、少しでも患者様の記憶に残ることができたと嬉しく思いました。

□ 入職:2019年度
□ 出身大学:東邦大学

①なぜ東川口病院に入職しようと思いましたか?
 薬剤科が病棟から近く、患者さんや他の医療従事者とのコミュニケーションがとりやすそうだと見学の際に感じ、入職したいと思いました。

②今まで働いてやりがいを感じたエピソードがあれば教えてください。
週1回の薬剤管理指導にて、糖尿病薬や副腎皮質ステロイドなど退院後も継続が大切な薬について服用の意義や気を付けるべき副作用などを指導します。
翌週に患者さんにお会いした時に前回指導を行った内容をよく理解して下さり、自分の目が届かない退院後の治療に貢献できたときにとてもやりがいを感じました。

□入職:2020年度
□出身大学:帝京平成大学

①なぜ東川口病院に入職しようと思いましたか?
病院全体の雰囲気が良いと感じたのと、インターンシップにてNSTカンファレンスに参加させて頂いた際に、1人1人の患者さんにきちんと向き合っていることに感銘を受け入職希望しました。

②今まで働いてやりがいを感じたエピソードがあれば教えてください。
検査結果など数値の指標だけでなく、患者さんの状態を自分の目で把握し、他職種の方から情報収集ができることは病院勤務ならではの特権だと思います。腎機能を評価し適正量であっても、さらに深く患者さんの状態を考慮した上で医師に処方提案をした結果、プレアボイドに繋がったことはとてもやりがいを感じました。

保険調剤薬局へのお知らせ

  1. トレーシングレポートの受付について

    服薬情報提供書(トレーシングレポート)を用意しました。保険薬局にて即時性は低いものの「処方医師への提供が望ましい」と判断された内容についてFaxにて服薬情報提供書を薬剤部まで送信願います。薬剤部にて集約したのち、医師へ情報伝達を行い情報の共有化を図ります。地域保険薬局との連携を推進することで、適正で安全な薬物療法推進につながるものと考えます。保険薬局各位のご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

    【対象】
    患者さまに対する病院側への情報提供(次回の診察への情報提供)
    *緊急性のある場合は医師へ連絡する様にしてください。疑義照会は医師に直接行ってください。

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