平成27年度 東川口病院 病院指標
平成27年度 東川口病院 病院指標
年齢区分
|
0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数
|
‐ | 33 | 61 | 79 | 113 | 118 | 232 | 378 | 533 | 249 |
平成27年度の当院一般病棟退院患者数は、1,798名です。(月平均で約150名)
幅広い年齢層の患者さまが入院されていますが、最も多い年齢層は70~80歳でした。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040080x099x0xx |
肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) |
161 | 21.83 | 14.34 | 4.35% | 72.79 | |
040081xx99x00x |
誤嚥性肺炎 |
91 | 38.01 | 21.69 | 10.99% | 84.09 | |
100380xxxxxxxx |
体液量減少症 |
46 | 6.04 | 9.18 | 0% | 56.5 |
当院の急性期医療には、整形外科、内科、消化器外科を三本柱として、積極的に診療をしております。
内科に関しては、死因1位の肺炎ですが、やはり高齢者肺炎が増加しており、特に慢性呼吸疾患をお持ちの患者さまは、繰り返し肺炎に罹患される方もいらっしゃいます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx |
股関節大腿近位骨折 |
156 | 67.93 | 28.70 | 5.77% | 81.54 | |
160800xx99xx0x |
股関節大腿近位骨折 |
69 | 18.32 | 16.83 | 52.17% | 82.39 | |
160690xx99xx0x |
胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) |
49 | 37.12 | 21.52 | 4.08% | 76 |
当院の急性期医療には、整形外科、内科、消化器外科を三本柱として、積極的に診療をしております。
川口市救急医療の現状から、整形疾患の受入施設が乏しい現状があり、当院としては、その受入について、積極的に実施していくことが、地域医療に貢献できると考えています。
高齢の方の転倒頻度は高く、大腿骨頸部骨折になる割合は高くなっております。当院でも整形疾患の約58%が大腿骨頸部骨折での入院となっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x |
ヘルニアの記載のない腸閉塞 |
19 | 11.79 | 9.17 | 0% | 81.54 | |
060102xx99xxxx |
穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 |
- | - | 7.91 | - | 82.39 | |
060035xx0100xx |
結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 |
- | - | 17.41 | - | 76 |
当院の急性期医療には、整形外科、内科、消化器外科を三本柱として、積極的に診療をしております。
消化器外科に関しては、腸閉塞の症例に次いで、腹腔鏡や内視鏡を用いた手術を行っています。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 5 | 1 | 1 | 0 | 4 | 7 | 1 | 7 |
大腸癌 | 0 | 4 | 4 | 2 | 2 | 5 | 1 | 7 |
乳癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 |
肺癌 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 7 |
肝癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
主に胃がんと大腸がんの患者さまが治療を行っております。
内視鏡的な検査の充実に伴い、初期段階でがんの発見が可能となっています。
重症度としては、胃がんよりも大腸がんの患者さまが多くいらっしゃいます。
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
重症度 0 | 54 | 16.72 | 73.44 |
重症度 1 | 95 | 25.98 | 72.45 |
重症度 2 | 15 | 27.47 | 85.40 |
重症度 3 | - | - | - |
重症度 4 | - | - | - |
重症度 5 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
高齢で合併症を有する肺炎は、重症化の危険性が高く、適切な抗生剤の使用や酸素投与などの支持療法が大切となります。また、長期入院に伴う廃用性の筋力・体力低下を防ぐ為、なるべく早期の理学療法導入を心がけております。
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ |
一過性脳虚血発作及び関連症候群 |
3日以内 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
その他 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ||
G46$ |
脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 |
3日以内 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
その他 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ||
I63$ |
脳梗塞 |
3日以内 | 48 | 47.3 | 75.7 | 8.33% |
その他 | - | - | - | - | ||
I65$ |
脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの |
3日以内 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
その他 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ||
I66$ |
脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの |
3日以内 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
その他 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ||
I675 |
もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> |
3日以内 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
その他 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ||
I679 |
脳血管疾患,詳細不明 |
3日以内 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
その他 |
‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
当院は平成27年10月より新しいMRIを導入し、発症3日以内の急性期脳梗塞の診断等に用いて、多職種によるチーム医療により、治療効果を挙げています。
また、回復期リハビリテーション病棟や訪問リハビリテーション等も充実しており、急性期から在宅まで、継ぎ目のない脳卒中医療を行っております。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 |
骨折観血的手術(上腕・大腿) |
106 | 6.11 | 55.75 | 4.7% | 78.93 | |
K0811 |
人工骨頭挿入術(股) |
71 | 6.04 | 58.89 | 5.6% | 81.72 | |
K0462 |
骨折観血的手術(前腕・下腿) |
21 | 3.24 | 19.10 | 0.0% | 55.76 |
当院の急性期医療には、整形外科、内科、消化器外科を三本柱として、積極的に診療をしております。
川口市救急医療の現状から、整形疾患の受入施設が乏しい現状があり、当院としては、その受入について、積極的に実施していくことが、地域医療に貢献できると考えています。
高齢の方の転倒頻度は高く、大腿骨頸部骨折になる割合は高くなっております。当院整形外科の手術は、大腿骨頸部骨折の手術件数が非常に多く、24時間365日引き受けられる体制を整え、地域医療の貢献に努めています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K688 |
内視鏡的胆道ステント留置術 |
12 | 6.08 | 25.92 | 0% | 78 | |
K721-21 |
内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満) |
- | - | - | - | - | |
K664 |
胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) |
- | - | - | - | - |
当院の急性期医療には、整形外科、内科、消化器外科を三本柱として、積極的に診療をしております。
内科疾患では、内視鏡を使用した手術が多く、良性胆管狭窄、閉塞性黄疸等の治療の為、内視鏡的胆道ステント留置術の件数が増えております。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 |
播種性血管内凝固症候群 |
同一 | 10 | 0.48% |
異なる | - | - | ||
180010 |
敗血症 |
同一 | 24 | 1.16% |
異なる | - | - | ||
180035 |
その他の真菌感染症 |
同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 |
手術・処置等の合併症 |
同一 | - | - |
異なる | - | - |
当院内科では、高齢で依存症を持った患者さまが多く入院されています。
色々な感染症などから、血液中に病原菌が入り敗血症になり、これが原因で播種性血管内凝固症候群がおこることがあります。治療は診療ガイドラインにのっとり適切に行っております。