令和4年度 東川口病院 病院指標
令和4年度 東川口病院 病院指標
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 0 | 33 | 49 | 43 | 68 | 124 | 129 | 270 | 431 | 172 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) | 51 | 2.06 | 2.64 | 0.00 | 63.69 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 36 | 30.58 | 13.61 | 8.33 | 77.31 | |
050130xx9900x0 | 心不全 | 26 | 28.62 | 17.54 | 7.69 | 87.27 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 22 | 45.64 | 21.11 | 4.55 | 85.95 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 | 21 | 11.00 | 8.94 | 0.00 | 72.14 |
内科の疾患は前年度と比較すると患者数が増加しています。
内視鏡を担当する医師が増えたことで大腸ポリープや胆管結石等の内視鏡手術による入院が増えています。また、新型コロナ感染症患者の増加にともない、入院環境を整えて積極的に受け入れを行ってきました。
内視鏡を担当する医師が増えたことで大腸ポリープや胆管結石等の内視鏡手術による入院が増えています。また、新型コロナ感染症患者の増加にともない、入院環境を整えて積極的に受け入れを行ってきました。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 | 172 | 51.84 | 26.42 | 3.49 | 81.44 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 | 26 | 5.65 | 4.86 | 0.00 | 44.04 | |
160620xx01xxxx | 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) | 22 | 13.86 | 13.19 | 0.00 | 37.32 | |
160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼 | 22 | 35.95 | 18.34 | 4.55 | 53.95 | |
160700xx97xx0x | 鎖骨・肩甲骨の骨折 | 21 | 5.43 | 5.37 | 0.00 | 38.05 |
整形外科の疾患は「股関節・大腿近位の骨折」が大半を占めており、昨年度よりも件数が45件増加しています。
平均年齢も81歳と高齢者の方が多く、原因として転倒や骨粗鬆症などが挙げられます。
大腿骨近位骨折で入院している患者から脆弱性骨折の患者を特定して二次性骨折のリスクを評価し、骨折予防として医師、看護師、薬剤師、管理栄養士等が連携しチームで退院後もフォロー続けられる体制を進めています。
整形外科疾患を積極的に受け入れる為、夜間・休日等でも専門医を配置し救急搬送・紹介等の対応が適切に行えるように努めています。
整形外科疾患はクリニカルパスを積極的に使用しており標準的な計画・治療を実施しています。
平均年齢も81歳と高齢者の方が多く、原因として転倒や骨粗鬆症などが挙げられます。
大腿骨近位骨折で入院している患者から脆弱性骨折の患者を特定して二次性骨折のリスクを評価し、骨折予防として医師、看護師、薬剤師、管理栄養士等が連携しチームで退院後もフォロー続けられる体制を進めています。
整形外科疾患を積極的に受け入れる為、夜間・休日等でも専門医を配置し救急搬送・紹介等の対応が適切に行えるように努めています。
整形外科疾患はクリニカルパスを積極的に使用しており標準的な計画・治療を実施しています。
消化器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) | 20 | 3.65 | 4.59 | 0 | 59.80 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) | - | - | 2.64 | - | - | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 | - | - | 9.00 | - | - | |
060210xx9910xx | ヘルニアの記載のない腸閉塞 | - | - | 13.41 | - | - | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 | - | - | 7.63 | - | - |
昨年と同様に鼠径ヘルニアの疾患を多く受入れています。
鼠径ヘルニアや大腸ポリープの治療にはクリニカルパスを使用し、患者に治療内容を十分にご理解いただき安心して治療を受けられるように努めています。
鼠径ヘルニアや大腸ポリープの治療にはクリニカルパスを使用し、患者に治療内容を十分にご理解いただき安心して治療を受けられるように努めています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
大腸癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
がん治療は手術や抗がん剤投与による治療を行なっています。
今年度は大腸癌Stage Ⅰが最も多くなっています。
今年度は大腸癌Stage Ⅰが最も多くなっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 29 | 74.28 | 80.28 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
成人市中肺炎の重症度別患者数は中等症が最も多く昨年よりも増加しています。平均年齢は、軽症の患者は60歳以下で中等症以上の重症度は80歳以上となっています。高齢の患者さんは重症度が高くなる傾向があり、平均在院日数も重症度が中等症及び重症の患者さんは70日以上となっています。
高齢で合併症を有する肺炎は重症化の危険性が高く、適切な抗生剤の使用や酸素投与などの支援療法が大切となります。また、長期入院に伴う廃用性の筋力低下を防ぐため、早期の理学療法導入を心がけております。
高齢で合併症を有する肺炎は重症化の危険性が高く、適切な抗生剤の使用や酸素投与などの支援療法が大切となります。また、長期入院に伴う廃用性の筋力低下を防ぐため、早期の理学療法導入を心がけております。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 10 | 58.60 | 77.30 | 0.00 |
その他 | - | - | - | - |
今年度は「発症3日以内」の入院患者数が最も多く、10名が入院されました。
入院経路はご自宅からの入院が約52.6%、施設からの入院が約21.1%、他院からの転院が約26.3%であり
急性期の治療後、QOL(生活の質)向上のための早期リハビリテーションを行なっています。
また、他院から転院される患者さん全員が回復期リハビリテーション病棟へ入棟し
リハビリテーションを集中的に行なっています。
入院経路はご自宅からの入院が約52.6%、施設からの入院が約21.1%、他院からの転院が約26.3%であり
急性期の治療後、QOL(生活の質)向上のための早期リハビリテーションを行なっています。
また、他院から転院される患者さん全員が回復期リハビリテーション病棟へ入棟し
リハビリテーションを集中的に行なっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 49 | 0.82 | 1.33 | 0 | 65.08 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 15 | 1.47 | 8.00 | 0 | 78.60 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) | 13 | 0.92 | 5.85 | 0 | 71.00 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 13 | 2.23 | 8.77 | 0 | 76.85 | |
K6872 | 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) | 12 | 2.58 | 12.17 | 0 | 67.08 |
内科は主に内視鏡を用いた手術を行なっています。
今年度は「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)」を49名施行しました。
件数は昨年度よりやや増加しており、当院ではクリニカルパスを用いた計画的な治療を行ないます。
今年度は「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)」を49名施行しました。
件数は昨年度よりやや増加しており、当院ではクリニカルパスを用いた計画的な治療を行ないます。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 120 | 3.79 | 46.08 | 3.33 | 83.01 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 76 | 2.93 | 58.37 | 3.95 | 82.26 | |
K0462 | 骨折観血的手術(手舟状骨) | 59 | 6.47 | 20.86 | 3.39 | 52.68 | |
K0463 | 骨折観血的手術(膝蓋骨) | 25 | 3.80 | 11.28 | 0.00 | 49.76 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 21 | 3.57 | 45.71 | 0.00 | 68.67 |
整形外科は大腿骨近位部骨折の疾患の受け入れが多く、骨折観血的手術(大腿)、人工骨頭挿入術(股)を中心に手術を行なっています。昨年度と比べて全体的な手術件数が増え、特に膝の骨折手術件数が増加しています。
ケアミックス病院であるため、手術後に院内の回復期リハビリテーション病棟等に転棟しリハビリテーションを集中的に行っており、手術後の在院日数が長めになっています。
ケアミックス病院であるため、手術後に院内の回復期リハビリテーション病棟等に転棟しリハビリテーションを集中的に行っており、手術後の在院日数が長めになっています。
消化器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 16 | 0.00 | 2.44 | 0.00 | 59.06 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | - | - | - | - | - | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | - | - | - | - | - | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | - | - | - | - | - | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | - | - | - | - | - |
消化器外科は鼠径ヘルニア手術やポリープ切除術の予約入院が多く、入院日もしくは翌日に手術を行うことが多いです。
今年度は、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)が最も多い手術です。
クリニカルパスを用いた手術を行っており、1泊2日、もしくは2泊3日の日程で治療を行っています。
今年度は、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)が最も多い手術です。
クリニカルパスを用いた手術を行っており、1泊2日、もしくは2泊3日の日程で治療を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
内科では高齢で併存疾患を持った患者が多く入院されています。
様々な感染症等に罹患し、血液中に病原菌が侵入し敗血症となり播種性血管内凝固症候群が引き起こされることがあります。治療は診療ガイドラインに則り適切に行なっております。
様々な感染症等に罹患し、血液中に病原菌が侵入し敗血症となり播種性血管内凝固症候群が引き起こされることがあります。治療は診療ガイドラインに則り適切に行なっております。
更新履歴
2023/09/25 初版作成
2020年度以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて入院患者数が減少しています。
2022年度は新型コロナウイルス感染の入院体制を整えて重症度が高い患者が入院しています。
急性期一般病棟、障害者病棟、回復期病棟がある病院で、ケアミックス医療を行っています。
幅広い年齢層の患者が入院されています。